2004年07月14日

「2LDK」




「ツメ甘いっすよ、先輩」−上下関係を無理やり保ちつつも、次第にヒートアップするオンナの戦い。田舎者だけれど標準語で頑張っていて、キレイになりたいけれど垢抜けない後輩(小池栄子)の、先輩を見下ろす視線が本音を語っている。先輩後輩のラインを保つために口に出さない気持ち、心の声がリアル。「あるある、そういう事」と感じる人も多いはず。

見た目も性格も違う二人だが、過去の栄光を捨てられない点では同じ。仕事がうまくいかなくて、ルームシェアの相手にも気を遣って、過去からも抜け出せない。ストレスがたまって発狂するシーンなど、もしかしたら人事ではないかもしれない。

部屋の中でしか撮っていないのに、狭さは感じない。終わってみれば、実際映像として登場したのも二人だけ。衝撃のラストシーンまで「息つかせぬ」オンナの闘い。観終わった後は意外にスッキリ、というのは私だけだろうか。



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posted by hanabi666 at 11:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年07月13日

「ラブドガン」




どんな形であれ、登場人物が成長していく様は観ていて心地良い。父親の浮気相手への憎しみを乗り越える少女。触れるものすべてを傷つけそうなエネルギーを持て余すだけのチンピラから、一人前の殺し屋になろうとする青年。

生きていく二人と対照的に、死んでいく二人にさえ絶望は感じない。アルコールが手放せず、命さえ尽きそうな初老の殺し屋・丸山と、彼を親のように慕う葉山田。組を裏切った葉山田を殺るのは自分しかいないと、丸山は静かな闘志を燃やす。「殺されるなら愛する人に殺されたい」と願う少女と出会い、「殺されるなら自分を憎む人に殺されたい」という葉山田も変わり始める。

丸山の銃弾を受入れる葉山田。悲しみでも憎しみでもない色をしたその赤い銃弾に、丸山の葉山田への愛を感じずにはいられない。



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posted by hanabi666 at 03:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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