2004年10月29日

「インファナル・アフェア II 無間序曲」




前作であれだけ感激したので、シリーズ物にありがちな「一作目が一番面白い」を
踏襲するかな、と思いつつも、でも例外もあるかもしれないし、という期待を抱いて鑑賞。

前作のまさに"序曲”。
一作目にも劣らぬパワーを持つストーリー展開に再び感激。
例外、あったよ。来年GW公開予定の完結編も期待でそう。
前作での感激ポイントだったハードな男社会が、十分堪能できました。

自分の想いとは裏腹に、マフィア(の下っ端)なのに警官に、警官(の卵)なのにマフィアの一味にならざるを得ない二人の青年の葛藤。
一作目で見たトニー・レオンとアンディ・ラウの人格はこうやって形成されたんだ。
そしてそれぞれの上司にあたるボスたちの若き日々。
一作目で見た2人の駆引きの原点はこうだったんだ。
等等、一作目を思い出しつつ、二つの作品をつなぎ合わせるのも楽しいものです。

そして、自分の趣向がちょっとわかった。
誰かが死んでしまうというストーリー展開があったとき、
それが恋人であってもあまり切なくないのだけれど、
同僚、上司、同性の友達、または親子関係のどちらかという時、かなり切なく感じる。
(つまり、タイタニックでは泣けないけれど、トップガンは泣ける。)
その点で、インファナル・アフェアは2作品とも切ないです。

前作でアンディ・ラウのファンになってしまったが、今度マッチョな元僧侶役で映画に出ると知り、一発で彼への興味が失せてしまった。
完結編で、シリアスなアンディ・ラウが早く観たい。


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2004年10月27日

「スウィングガールズ」




矢口監督の作品は結構注目している。
おそらく一番有名な「ウォーターボーイズ」は観ていないのだけれど・・・。

補習授業をサボるためという不純な動機で始めたジャズにだんだんハマって
最後には見事なビッグバンドができてしまう。
そんな、"みにくいアヒルの子”的なお話が結構好きだ。
(スポ根というべきか、サクセスストーリーというべきか。)

全員楽器は素人で、最後の演奏は猛特訓の成果だといわれると、
ますます興味深い。
自分が楽器は全く出来ないものだから、ちょっと憧れもする。
今度ジャズのCD買いに行こう。

竹中直人、渡辺えり子、小日向文世、白石美帆など、
主演の高校生たちより脇役の方がメジャーな顔ぶれだけれど、
いつもはちょっと濃すぎる竹中直人も、ほどほどの感じでほっとしました。

でも、矢口監督、だんだん万人受けする作品になってきたなあ・・・。


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2004年10月20日

「リバイバル・ブルース」




内藤剛志、桃井かおりとわたしの大好きな俳優さんが出演するとなれば、
話の内容はどうあれ観ない訳にはいかない。

撮影の仕方がかわっていて、演技はすべて俳優の即興だそうだ。
「自分の言葉を持っている俳優だからこそできる演技」と何かで評していた。
どんなふうに仕上がるのだろうと興味津々で、そのことばかり考えて観てしまった。

そう言われると、最初のうちは確かにぎこちない。
でも、現実に26年ぶりに再会した友人同士ならきっとぎこちないだろうから、
即興演技だからぎこちないのではなく、"そういう演技”なんだと納得してしまった。
(唯一不自然なのは、癌死する奥田瑛二のガタイが最後までいいこと・・・)

発癌した友人(奥田瑛二)を、その奥さんと一緒に最後まで看病する内藤さん。
友人が死に向っているという事実をなかなか受入れられず、うだうだしているところに
「もうめんどくさいわねえ」みたいな桃井さん。
どちらの立場も分かるような気がして、身近に癌になった人はいないけれど、
うだうだするのもめんどくさがるのも、人間として"あり”なんだろうなと思う。
もし自分が同じ立場になったら、それが同性の友人ならうだうだして、
異性の友人ならめんどくさがるのだろうか。
そして自分が発癌したら、逆に、死が近づくにつれ冷静になるのだろうか。

クロード・ガニオンという監督は知らなかったけれど、他の作品も観てみたくなった。
そして、内藤さんと桃井さんの演技には溜息が出る。ますます好きになりました。


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2004年10月17日

「靴に恋して」




何かに悩んでいても、もう立ち直れないと落ち込んでも、きっと新しい一歩を踏み出すことができる。
世の中いろんな靴があるけれど、自分に合う靴を必ず見つけることができる。
見つけるまでに、ちょっと時間はかかるかもしれない。
もっと傷付くかもしれない。
でも、絶対立ち直れる。
立ち直ったら、人にも優しくなれる。

女性って強いなあ、と思いました。

彼氏に振られたり、子育てに疲れたり、薬に溺れたり・・・それぞれ違う悩みを持つ女性たち。
別々の世界に生きる彼女たちが、実はいろんな人を介してみんな関係がある。
最後には、登場人物全員が繋がる人物相関図が書けてしまう物語です。

女性を勇気づける映画、というコンセプトだと思うのだけれど、
残念ながら今のわたしにはフィットしなかった。
あまり悩みがないってことかな・・・いや、そうでもないんだけれど。
今とは違う心境の時に観たなら、また違った感じ方をしただろう。
観るときの心境によって感じ方が違う・・・映画って面白い。


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2004年10月16日

「珈琲時光」




映画初主演の一青窈が、あの浅野くんをも凌駕する自然な演技、という前評判通り。
演じているのではなく、"素”のまんまという感じ。
あまりにも自然すぎて、2人の会話のシーンなどはプライベート映像のよう。
きっと、普段もあんな感じで話しているんだろう。

時間がゆっくり流れる、穏やかな日常ってこんな感じなんだ。
1日の半分以上を仕事に費やしている自分には、別世界のようなゆったりした時間。
少し生活のスピードを落としてみてもいいかな、という気にさせられます。
そうすれば、家族や好きな人に、もっともっと思いやりがもてそう。

神保町、雑司ヶ谷の鬼子母神、有楽町、山手線、都電と、
東京在住者としては、見たことのある場所がいろいろ出てきて、馴染み深いです。
渋谷や六本木、汐留といった「流行りの東京」ではなく、「普通の東京」。
東京も捨てたもんじゃないです。

同じく東京を描いた小津監督へのオマージュ作品ということで、
なにかと比較もされたりしていますが、
小津作品はほとんど知らない私でも十分楽しめました。


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posted by hanabi666 at 22:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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