2004年11月12日

「イズ・エー」




津田寛治・初主演にももちろん興味はあったけれど、目当は内藤さん。
最近、映画出演が続くな。(←うれしい)

もちろん、犯罪を犯した少年の父親と、被害者の父親の対峙というテーマにも興味はあった。
(たぶん似たようなテーマの)「カタルシス」は見逃したので、今度こそ。
「カタルシス」は見逃した+避けた、というのが正直なところ。あまりに"重そう”だったから。
でも、「イズ・エー」も重かった・・・。
子供を育てるって大変なことなんだと、改めて思った。
安直なので、同時に、出産に対する恐怖心も高まった。
(結婚もしないうちから、恐怖心抱いても仕方がないのだけれど。)

近頃、少年犯罪が社会問題として取り上げられることが多い。
親の教育が悪いとか、学校教育が悪いとか、加害少年の精神状態がどうとか。
また、被害者の親の手記が発行されたり、彼らの何年後かを追跡した特集が組まれたり。

もちろん、被害者の親御さんの心の痛みは、取り上げられて然るべきテーマだと思う。
子供を奪った加害者への怒りや、子供を失った悲しみに共感し、
悲しみを乗り越えて強く生きる姿に勇気をもらう。
加害者の青少年の更正ぶりについても同様。
変な話、自分も努力次第でもっといける、と励まされる。

でも、いつも気になっていたのは、加害者の親のこと。
被害者本人や親御さんへの懺悔の気持ちと、自分の子供(加害者)への憤り、
もしかしたら自分の育て方が悪くてこうなってしまったのではないかという悔恨。
世間からは(きっと)白い目で見られ、肩身が狭い思をする。
子供のせいで自分はこんなに辛い目に合っている、と子供を恨むかもしれない。
でも犯罪を犯したのは子供で、自分ではないし、こうなってしまったのは自分だけが
悪いわけではない、とも思うだろう。

犯罪を犯しても子供は子供、精一杯の愛情を注ぐべきだとも思うし、
でも人間だから、"あいつのせいで”と恨む気持ちがあるのも当然だと思う。
被害者の親よりはるかに気持ちはもつれると思う。すごい葛藤。

そんな加害者の父親を演じたのが内藤さん。
精一杯の愛情を注いでいるけれど、息子が心を開かない。
自分の息子なのに、息子の事は何も分からない。
子供の事は何もかもわかっています、というのも気持ち悪いけれど、
なんにも分からない、というのも不安なのだろうな。
子供の側からすれば、親に自分のことがわかってたまるか、くらいの勢いだけれど。

息子の考えていることは分からないけれど、息子のしたことに責任を取るのは親の役目。
そんな彼を見ていると、親というのは、すごい責任の思い役目なのだと改めて思う。
子供を持つと人間大きくなるとか、落ち着くとか言われるのが、ちょっと分かったような気がする。


*公式ホームページ
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posted by hanabi666 at 01:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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