2009年04月20日

「子供の情景」

試写会、行ってきました♪

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見おわった後、ものすごく悲しい気分になりました。

学校に行って勉強したいアフガニスタンの少女。
学校に行くにはノートと鉛筆がいりますが、
少女はそれを持っていません。
友達のアドバイスによって、苦労してようやくノートだけは手に入れ、
やっと学校に行ける!と意気揚々。

ところが途中、
”戦争ごっこ”をする少年たちに捕らわれてしまいます。
ここ、マジで怖いです。

”ごっこ”といっていますが、そんな生ぬるいものではありません。
まだ少年なのにあんなことをするなんて。
ちょっと身震いしました。
彼らの前で大人が何をやってきたのか、反省すべきだと思います。
子どもは大人を模倣しますが、あんなことをさせてはいけない。

少女は何とか学校にたどり着きますが、そこでもまた一騒動。
ちょっとしたいたずらは何とも子どもっぽくて、
”戦争ごっこ”に比べると微笑ましいです。

でも、飛び入りした少女を受け入れようとせず、
「ノートをくれたら座らせてあげる」
と大人並みの交渉するところなどはまったくかわいげがなく、
やっぱり周りの大人がちゃんとしないと子どもはああなるんだな
と、しみじみ思いました。

そして帰りにまたまた”戦争ごっこ”に巻き込まれる少女。
もういいよ。
やめようよ。

少年たちはなかなか少女を解放してくれない。
そう、死ぬまで(正確には死んだふりをするまで)
解放してくれないのです。

「自由になりたければ、死ね!」
という友達の叫びが耳に残ったまま、
悲しい気分で映画は終わってしまいました。

子どもにあんなことをさせてはいけないです。


と思っていたら、この作品の監督がまだ19歳の女性。
以前、「ハナのアフガンノート」という作品を撮った監督でした。
この監督も、きっと辛い経験をしてきたのだろうなと思います。
まだ19歳なのにこんな悲しい映画を撮るなんて・・・。

悲しい気分になってしまいますが、
ぜひたくさんの人に観てもらいたいです。


「子供の情景」公式サイト

posted by hanabi666 at 21:55| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月12日

「ジェネラル・ルージュの凱旋」

KICX4047.JPG


面白い!!!

はい、文句なしに面白かったです。

前作の「チーム・バチスタの栄光」、
ドラマはもちろん映画も観ていなかったので、
レンタルして観ておきました。

私の中では、
シリーズものは「だんだん面白くなくなっていく」
という(勝手な)ジンクスがあるのですが、
「ジェネラル・ルージュの凱旋」は別です。

「チーム・バチスタの栄光」は推理ものとして純粋に楽しめますが、
「ジェネラル・ルージュの凱旋」はそれ以上ぴかぴか(新しい)

推理あり、社会問題あり、笑いあり、ちょっとLOVEもありと
盛りだくさんで、もうお腹いっぱいふらふら
でも、考えさせられることが多かったです。

維持費が掛かりすぎるドクターヘリの問題、
点数稼ぎのための過剰投薬、
医療メーカーとの癒着と収賄の問題、
救急医療現場での人員不足と労務問題、
救急患者のたらい回し問題、
安易に救急車を呼ぶ患者側の問題、
災害時のトリアージの問題、
不定愁訴で大病院に行ってしまう患者側の問題などなど、
今の日本の医療現場で実際に起こっている諸問題を
これでもかと盛り込んでしまいましたね〜。

こういった医療の問題を考える題材として、
学校で鑑賞会などしてみれば面白いのではないでしょうか。

こんな重苦しいテーマをきっちり楽しめてしまえるのは、
豪華俳優陣の素晴らしい演技によるところが大きいと思います。
堺雅人さんはもちろん素敵ですが、
個人的には阿部寛さんが大好きでして。
この映画でも彼の魅力全開!
ますます好きになりました。

「ジェネラル・ルージュの凱旋」公式サイト映画


チーム・バチスタの栄光


ジェネラル・ルージュの凱旋





posted by hanabi666 at 15:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月10日

「スラムドッグ$ミリオネア」

試写会、行ってきました♪

KICX4115.JPG


インドのスラムって、すさまじい・・・。
これまでスラム街をテレビか何かで見たことは
あったのかもしれない。
でも、こんなにべたな街の様子を見たのは初めて。
結構、衝撃的です。
潔癖性の人は耐えられないだろうな、と思います。

アカデミー賞8部門受賞という華々しい作品ですが、
わたしが興味があったのはダニー・ボイル監督だから。
(アカデミーなんか取っちゃうと逆に興味が失せたりして・・・。)

といっても、最初の3作品(「シャロウ・グレイブ」
「トレインスポッティング」「普通じゃない」)しか
観ていないんですけどね〜。
個人的には「シャロウ・グレイブ」が好きで、
あんなテイストの作品を待ち望んでいるのです!
(失礼、脱線しました。)

この「スラムドッグ$ミリオネア」は、
「シャロウ・グレイブ」と違って”救い”があります。

母親が亡くなったり、
悪い人にさらわれてひどい目に遭わされそうになったり、
盗んだものを売ったりと、どん底の生活を経験します。

それで主人公はたくましく育つのですが、
すごいのは彼が純粋無垢なこと。
普通、あんな悲惨な人生だったらどこかで一度はぐれるでしょう、
と思うのですが、彼はものすごく純粋です。

初恋の人をずっと想い続けるぐら純粋です。
クイズ・ミリオネアで勝ち上がるのも奇跡ですが、
あんなに純粋培養されてしまう方がもっと奇跡的です。

なんかこう、ちょっと幸せな気分になってしまいました。
ストーリーが、単純にクイズ番組としても楽しめるところも
ニクイですね。

観おわった後、あったかい気持ちになれていいですよ。






posted by hanabi666 at 19:23| Comment(0) | TrackBack(2) | イギリス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月05日

「60歳のラブレター」

試写会、行ってきました♪

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熟年離婚という言葉が定着して久しい。
長年連れ添った夫婦は、愛情はなくなってしまって、
あるのは情だけとも聞く。
ちょっと寂しい感じがするなあと思っていたが、
この作品を見れば改めて夫婦の愛情というものを
思い出せるのではないだろうか。

さまざまな人生を歩んできた3組のカップル。

娘が出産間際だというのに、
夫の定年退職を機に熟年離婚する夫婦。
妻は30年間ずっと夫に尽くしてきた。
夫が外に愛人を作っても堪え忍ぶ。
・・・あり得ない。
30年もそんなことをしていたら、きっととっくにキレているだろう。
料理を作ったら心から「おいしい」って言ってほしい。
(本当においしければ、だけど。)
離婚した後も愚痴一つこぼさない妻って、あり得ない。
これって、性格の違い?

出世を逃し、愛妻に先立たれた医者とうれっこ翻訳家の恋。
・・・ちょっと現実味がなくなってきたなあ。
でも、歳を重ねると軽々しい気持ちで恋なんてできないとか、
そういう真剣な気持ちは何だか分からないでもない。
わたしもそれなりに年齢を重ねてきたってことでしょうか。
(あ、まだ60にはほど遠いですよ。)

いつも口げんかばかりしているけれど、
実はものすごくお互いを思いやっている魚屋さんの夫婦。
夫がずっと欲しがっていたギターをこっそり先に買って
サプライズプレゼントしてしまうところなんか、
どこかで見たことのあるストーリーだなと分かっていながら、
最近涙もろいわたしは、ここでもうボロボロでした(汗)

試写会は、内容が内容だけに女性のお客さんが多かったですが、
男性にもぜひ観てほしい映画です。
登場人物はタイトルどおり60歳(近辺)の設定ですが、
若い人にも観てほしいなと思いました。

熟年離婚カップルの娘は、親のそんな姿を見て育っているので
妊娠してもパートナーと結婚する気がありません。
でも・・・。
そうなんです。
夫婦の、お互いを思いやる素晴らしさに触れて、
ようやく結婚してみる気になったんです。
なんか、それ、分かるな。
両親が不仲だと、結婚に魅力を感じませんからね。

結婚に興味がない人は、だまされたと思って一度観てみませんか?
やっぱりだまされたと思うかもしれませんが、
もしかしたら・・・なんてこともあるかも、です。

ちなみに、
わたしのお気に入りはイッセー尾方&綾戸智恵さんのカップル。
口には出さないけれど、
お互いをとっても思いやっているのが痛いほど伝わってきます。
わたしたちもあんな夫婦になりたいな〜と思いました。

この映画、長年連れ添った夫婦が、
口に出しては言えない互いへの感謝の言葉を1枚のはがきに綴る
応募企画、「60歳のラブレター」を元にした作品。
住友信託銀行さんが2000年から毎年募集されている企画です。

今年の第9回も「60歳のラブレター」募集に
7,185通もの応募があったそうです。
住友信託銀行さんのホームページで、
今年の受賞作だけでなく過去の受賞作品も見ることができます。
映画とともに、こちらもオススメです。
*第9回「60歳のラブレター」受賞作品発表!*


posted by hanabi666 at 00:45| Comment(0) | TrackBack(1) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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