2009年09月15日

「ココ・アヴァン・シャネル」

試写会行ってきました。

KICX4587.JPG

シャネルなんて、全く興味がありません。
そもそもデザイナーズブランドへの興味が皆無です。
でもこの映画に興味を持ったのは、コピーが印象的だったからでしょうか。

”もし翼を持たずに生まれてきたのなら、
翼を生やすためにどんなことでもしなさい”

何やら野望のニオイがプンプンします。
シャネルの持つ、(私が勝手に思うところの)ちょっとお高くとまった雰囲気とはかけ離れたイメージ。
でも業界トップを目指すデザイナーの世界なんて、結構ドロドロしているかも・・・
と興味をそそられます。

何よりサクセスストーリーは大好き。
孤児院出身の少女が世界の「シャネル」になるまでのストーリーは、
思わず作り話じゃないかと疑ってしまうほど。
まあ、多少の脚色はあるでしょうけれども。

しゃにむに努力するだけではないところが、またいい感じです。
努力して、努力して這い上がるだけなら清々しい青春映画ですが、
シャネルは他人をうまく利用してのし上がる。
自分の魅力をうまく利用した計略的なところが素敵です。

もう一つ感じたのは、シャネルはすごいということ。
女性をコルセットから解放しただけでなく、
マリンルックも黒色のファッションもすべてシャネルのアイデアとは。

100年前のストーリーなので、ドレスも帽子もフリルやら羽やら飾りがたっぷり。
そんな女性たちの中で、シャネルの服装だけは今風。
そう、私たちが普段しているような格好なんです。
現代のファッションのスタイルを作り上げたのはシャネルなんだと見せつけられました。

今年はシャネルがパリに帽子のアトリエを開いてから100年ということで、
シャネルの映画や舞台が続々登場とのこと。
いろいろな目線から見比べるのも面白そうです。
取りあえず映画「ココ・シャネル」からいってみよう!


「ココ・アヴァン・シャネル」公式サイト
オリジナル・サウンドトラック ココ・アヴァン・シャネル


posted by hanabi666 at 10:25| Comment(0) | TrackBack(0) | フランス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月28日

「幸せはシャンソニア劇場から」

試写会行ってきました♪

KICX4565.JPG
※フランス・チェコ・ドイツ合作

とっても幸せな気分と、何ともいえないくやしさが同時に押し寄せてきました。
でも、やっぱり最後はあったかい気分になれます。
「よかったね」という言葉が素直に出てきました。

大入り満員の劇場が一夜にして廃業。
スタッフはみんな失業し、妻に逃げられた主人公は
定職がなく子どもを養う資格がないという理由で一人息子と引き離されてしまいます。

妻は紳士と再婚していました。
この妻と紳士が少々くせ者です。
二人とも決して悪人ではないのですが。
息子のためを思うと定職のない父親とは接触させたくないという思いがあるのでしょう。
父親→息子、息子→父親の手紙を隠蔽してしまいます。

母親の立場で考えれば、新しい父親と仲良くやってほしい、
新しい家族を築きたいというのは当然の思いなのでしょう。
しかしこの映画、完全に主人公の父親目線で描かれていますから、
引き裂かれた父と息子の辛さがじんじん伝わってきます。

その辛さがあるからこそ、再会の喜びもひとしおなのですが。

人生再生の物語にはいつも励まされますが、
そこに30年代のフランス独特の”色”がいい具合にデコレーションされています。
一度は閉館したものの、劇場は再び活気を取り戻し、素晴らしいショーが再開されます。
でも、すべての人がハッピーエンドにはならなかったところが
わたしが感じた”何ともいえないくやしさ”です。
そのアンハッピーさがいいスパイスになってこの映画を盛り上げているのですが・・・。



試写会会場の入り口で”サプライズゲストあり”という張り紙がしてありました。
ヨーロッパの映画なのにゲスト??
この映画を推薦する日本人タレントとかが来るのかしら?
と思っていたら、なんと主演の一人、女優のノラ・アルネゼデールさんが登壇ぴかぴか(新しい)

さっきまでスクリーンに映し出されていた美人がステージに出てきました。
背の高い、美しい方です。
なんと歌声まで披露してくださいました。
(しかもアカペラ!)

そしてもう一人、この「幸せはシャンソニア劇場から」の虜になったという假屋崎省吾さんも登壇。
あまりに好きすぎて、一週間毎日観たそうです。
それはちょっと観すぎちゃうんって思いますが、假屋崎さんの気持ち、分からなくもないです。


*「幸せはシャンソニア劇場から」公式サイト

posted by hanabi666 at 09:35| Comment(0) | TrackBack(0) | フランス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月24日

「未来の食卓」

KICX4459.JPG

もうマックなんて食べられない・・・。

マックだけではありません。
観終わった後、食事をしようにも、どの店にも入る気がしないのです。
うろうろしていたらそのうちものすごくお腹が空いて、結局ファミレスに入ったのですがたらーっ(汗)

いや、でも、今までスーパーで買い物するにしても
”有機野菜”はちょっとお値段がいいので避けて通っていましたが、
これからは素通りはできない感じです。

牛肉も、焼いてしまえばどこの国のものでも一緒!
なんて思っていましたが、やっぱり国産かしら。

それより何より、うちに庭があれば、すぐにでもこんなことしちゃうのに↓

映画『未来の食卓』

と、思わずにはいられない映画です。

少なくとも、冷凍パスタの買い置きはやめようと思いました。


*「未来の食卓」公式サイト

posted by hanabi666 at 12:13| Comment(0) | TrackBack(0) | フランス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月06日

「美しき運命の傷痕」




心に傷を負った女性たちが、自分の運命を受け入れ、
強く生きていこうとするまでの再生の物語。

三女の不倫相手である大学教授(ジャック・ペラン)の「運命」と「偶然」についての講義
が、いかにもフランス映画っぽい匂いを醸し出している。

 偶然のように見える出来事は、実は運命だった。
 偶然と思うより、わたしは運命と思いたい。
 運命の方が表現的にも美しい。


みたいな内容だったと記憶しています。(違った?)
わたしの持つフランス人のイメージって、そんな感じ。この程度・・・。

邦題の「運命」はこれと絡めたのでしょう。
確かに、原題「L'ENFER」や英題「HELL」よりは、
「美しき運命の傷痕」の方がなにやら神秘的な匂いがする。
何より直訳すると”地獄”ですからね・・・。地獄じゃあ、ねぇ。

主人公の女性たちにそれぞれ象徴的な色を配するという繊細なテクニックが
用いられています。
(長女のエマニュエル・ベアールは赤、次女のカリン・ヴィアールは青、
三女のマリー・ジランは黄色、母親のキャロル・ブーケは確か白か無色)

先に雑記事を読んでいたので納得しながら観ることができましたが、
知らずに観たなら、何も気付かなかった危険が・・・。
長女が離婚した際、
インテリアを赤から真っ白に変えることで、再出発の決意を表現しているのだけれど、
それすら気付かなかったかもしれない。


しかし、彼女たちの綺麗なこと。
3人の娘たちはもちろんのこと、老けメイクで挑んだキャロル・ブーケも。
老けメイクのキャロル・ブーケは、美しいだけでなく迫力満点でした・・・。


公式サイト
美しき運命の傷痕@映画生活
posted by hanabi666 at 16:06| Comment(0) | TrackBack(0) | フランス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月26日

「ある子供」


ベルギー、フランス


冬の日本海のような、重苦しい空気感。
出産した喜び一杯に退院してくる母親の気持ちをよそに、
その後の父親の愚行を予感させるような、雲の厚い空。

金欲しさに、若い父親は産後間もない自分の子供を売ってしまう。
その様があまりにも淡々としていて、淡々としすぎて、気味が悪い。
単に、父親になった実感が湧いていないだけなのだろうけど。

売ったことを少しも悪びれず子供の母親(というか彼女)に告げるところで
怒り爆発。(彼女ではなく、私の。)

父親は、最後には自分の過ちに気付き、深く深く反省し、一つ大人になる。
しかし、こうも男子というのは、父親の自覚を持たないものなのだろうか。
若いから?
若くなければ、ある程度の年齢を重ねていれば、きちんと自覚するもの?
女子は若くても母親の自覚を持つというのに。


公式サイト
ある子供@映画生活
posted by hanabi666 at 21:12| Comment(0) | TrackBack(0) | フランス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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